①問い・アイデア・疑問(探究の概要・タネ)
色々な企業が何度も商品のパッケージデザインを変えているけどその商品にどのように影響しているのかを知りたい
②【Vision】問い・アイデアの詳細と魅力(○○な想いから××を実現したい/○○に課題を感じ××解決したい/○○な環境・カルチャー・世界を創っていきたい、など)
私は同じ商品しか買わないからパッケージデザインを変えることで商品にどのような変化があるのかや企業側の努力を知り、買ったことのない商品を手に取る後押しをしてほしい。
③【Mission】実現に必要なことは?(モノ/コト/活動/サービス等)
様々な企業にパッケージデザインを変えたことでどのような変化があったかを聞く
④【Value】誰にどのようなメリット・利益を届けられる?
企業がパッケージデザインを変える理由や努力を知ることで、消費者の新しい商品を手に取る手助けになる。
⑤【Hint/Research】関連しそうな企業・大学・ヒト・モノを探してメモしよう!
⑥社会実装
企業がパッケージデザインを変更することは顧客の数を増やすことにつながっている。一概に顧客の数を増やすといっても、今まで手に取ってこられなかった客層や期間にどうやってアプローチするのかを考えて変更されている。
さけるチーズのように受験生を応援するようなパッケージデザインに期間限定で変更する企業も多い。(例KitKat、ラムネ)この変更では受験生などの学生の購入者が増加した。
明治のチョコレートのようにもともと学生や子供からの購入が多かった商品は、パッケージデザインの変更で高級感を押し出したことで大人の購入者を増やした。
食べ物に限らず、文庫本では過去の名作の表紙を現代の画風で描いたことで若年層が手に取る機会を増やし読者層の拡大に成功している。
商品のパッケージデザインを変更することは企業の考え方や商品の売れ行きによって変わっている。パッケージデザインの変更には企業の努力も詰まっていて、実際に商品の売れ方に影響していることがわかった。これからはパッケージも見て、惹かれた商品を積極的に購入しようと思う。
コメント
メーカーにとってパッケージデザインの変更は一大イベントです。食品でいうと新しい味を出すくらい大事です。
単なる見た目の変更ではなく、生活者への一つのメッセージになるんですが、新規客・既存客・その他でうけとりが全く違う可能性があるのでそれも含めて考えています。
その受け取り方の違いを考えながら、問いであるどんな影響があるのか?を考えるともっと深いところまでいけるかもしれないですね。
この問いに対して重要なのは、
パッケージデザインは単なる見た目の変更ではなく、
マーケティング要素を凝縮し、戦略をデザインとしてアウトプットしたものだという点だと思います。
企業がパッケージデザインを変えるとき、その裏側には
「誰に」「何を」「どのように伝え」「どう動かしたいのか」
などの緻密な設計があります。
ターゲット、伝えたい価値、購入シーン、競合との差別化、そして最終的な購買行動までを逆算したうえで、
それらが色・言葉・形・季節感・限定表現などのデザインに落とし込まれています。
そのため、パッケージデザインを変えることで起こる変化は、
単に「目立つ/目立たない」ではなく、
・手に取ってくれる人が変わる
・買われる理由が増える
・買われるタイミングや用途が広がる
といった、商品の役割そのものを変化させることだと言えます。
例えば、2026年1月から発売されている「さけるチーズ 桜咲くパッケージ」は非常に分かりやすい事例です。
このパッケージでは中身は従来と同じでありながら、
・桜モチーフによる季節性
・「咲く」と「さける」を掛け合わせた言葉の意味
をデザインに組み込むことで、従来のおやつ・おつまみ用途だけでなく、
受験・新生活・応援・験担ぎといった新しい文脈を付与しています。
これは、販売時期やターゲットを限定するのではなく、
既存商品を使って購買者層・購買時期を広げるためのパッケージ戦略だと言えます。
④Valueで触れられている「企業側の努力を知ることで、買ったことのない商品を手に取る後押しをしたい」
という視点は、まさにこの点と深くつながっています。
パッケージデザインの裏にある戦略を理解できるようになると、
消費者は商品を「なんとなく選ぶ」のではなく、
「この商品はこんな人に買ってほしいんだな」と読み取りながら選ぶことができるようになります。
「この商品はなぜこの文言なのか」、「なぜこの色や見せ方なのか」と考えながら
コンビニに並ぶ商品を見るだけでも、たくさんの気づきや発見を得られると思うので、ぜひ試してみてください。