なぜ保育士は離職率が高いのか

なぜ保育士は離職率が高いのか

①問い・アイデア・疑問(探究の概要・タネ)

◉なぜ保育士の離職率は高いままなのか? 「子供が好き」という強い動機で入職したはずの人たちが、なぜ数年で現場を離れてしまうのか。給与面だけでなく、業務効率や心理的負担に焦点を当て、一生続けたいと思える保育現場」の条件を明らかにしたい。

②【Vision】問い・アイデアの詳細と魅力(○○な想いから××を実現したい/○○に課題を感じ××解決したい/○○な環境・カルチャー・世界を創っていきたい、など)

◉先生が笑顔でいられるから、子供も笑顔になれる循環を創りたい。 現在は「子供のため」という言葉が、保育士の自己犠牲の上に成り立っているように感じます。保育士が心身ともに健康で、クリエイティブに働ける環境を構築することで、日本の幼児教育の質を底上げすることを目指します。

③【Mission】実現に必要なことは?(モノ/コト/活動/サービス等)

・業務のDX化: 手書きの連絡帳や日誌などの事務作業を効率化するシステムの導入。 ・チームビルディング: 園内の人間関係を円滑にするためのコミュニケーション研修。 ・社会的評価の向上: 保育士の専門性を世の中に正しく伝える広報活動。

④【Value】誰にどのようなメリット・利益を届けられる?

・保育士: 負担が減り、本来の「子供と向き合う時間」が増える。 ・園児・保護者: 余裕のある先生から質の高い保育を受けられ、安心感が増す。 ・自治体・企業: 待機児童問題の解消や、働く親の離職防止につながる。

⑤【Hint/Research】関連しそうな企業・大学・ヒト・モノを探してメモしよう!

・保育ICT企業: コドモン(CoDMON)など、業務支援ソフトを開発している企業。 ・保育運営会社: 日本保育サービスなど、実際に多くの園を運営している企業。 ・大学: 幼児教育学や教育心理学の研究室。

⑥どのような社会実装が想定されるのか?

保育士の心理的・物理的負荷をリアルタイムで可視化するアプリの開発や、それに基づいた「ホワイト保育園認定制度」のような仕組みを提案し、就職時のミスマッチを防ぐ。

⑦男性保育士の定着率向上

男性保育士の定着率が上がると、園内だけでなく「外の世界」にも良い影響が出ます。 ◉父親の育児参加のハードルを下げる 送迎時にパパが「男性の先生」と話すことで、育児の悩みを相談しやすくなり、父親の孤立を防ぎます。 ◉「ケア労働=女性」という固定観念の打破 幼少期から「男女共に子供を育てる姿」を見ることで、子供たちのジェンダーバイアスが自然に解消されます。 ◉防犯・防災対策の強化と多様化 不審者対策や災害時の力仕事など、物理的な安心感が増し、園全体の安全管理の幅が広がります。

⑧保育の「見える化」による社会的信頼の向上

「何をしているか見えにくい」保育の仕事を、データや発信で透明化することの影響です。 ◉「ただ遊んでいるだけ」という誤解の解消 専門的な関わり(なぜこの遊びをさせたか等)を言語化・数値化することで、プロとしての専門性が正しく評価されます。 ◉潜在保育士(資格はあるが働いていない人)の復職促進 「今の現場はこんなに合理的で働きやすい」という実態が伝われば、人手不足の解消に直結します。 ◉「保育の質」を基準にした正当な給与体系の構築 頑張りが可視化されることで、経験やスキルに応じた納得感のある昇給制度を作りやすくなります。
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